アメ株クラブ

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ウォーレン・バフェットが注目する複利効果の魔法

出典:Berkshire Hathaway Looks to th - GuruFocus.com

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多くの投資家はウォーレン・バフェットの投資方式を分析するために時間をかけている。70年間続いたオマハの賢人の投資方式に学ぶことが多いが、バフェットが獲得した投資機会の中で存在しないものも多いことを認めなければならない。

バフェットは一個人に過ぎないことを認識することも重要である。それほど彼の投資人生の中にも生存バイアスが存在している。他の多くの投資家が彼にして、そのような成果を達成しようとしたが、失敗したからである。 かといって、彼がビジネスと投資に関する多くの経験を持っているという事実を否定する人は誰もいない。

バフェットと福利効果の魔法

投資家たちはバフェットがどこに投資したかを分析することに時間をかけているが、彼が資産を増やしたプロセスにはあまり注目しない。実際にバフェットは注目すべきいくつかの会社に投資してきた。しかし、その背景には毎年大きな損失を避けて、税金を最小限に抑え、再投資の可能性を最大限にして資産を蓄積できる能力がある。 

彼は幼い頃から、毎年の収益率を複利で増やすことが投資活動の中で最も重要であることを理解した。それ以来、福利効果が投資戦略の指針となった。バフェットは、クイックリターンに集中したり、日々変動する株価に気を取られるよりは、常にできる限り高いレートで資本を福利化するために力を注いできた。 

福利効果に対する彼の考えは、1960年代半ばに送った株主への手紙に定期的に現れた。たとえば、バフェットは1963年の手紙で次のような事例を説明した。

本当かどうかわからないが、イザベラ女王がコロンブスに支援した航海の資金は、約3万ドルだったそうです。ベンチャー投資としてはかなり成功した投資でした。新大陸を発見して得られた精神的な利益を除き、占有者の権利を得たにもかかわらず、取引全体的にはそれほど収益がなかったことを指摘したいです。ざっくり計算し見たら、30,000ドルを1962年までに毎年4%ずつ複利で運用した場合、2兆ドルになります。このような指数関数的な増加は、長生きすることやお金を適当な福利で運用することがいかに重要であるかを表します。長生きすることに関しては特に役立つ情報はありません。

たとえ比率が低くても長期間続くと、福利効果がどのような力を発揮してかを示す事例である。1964年の手紙では別の事例を説明した。

フランソワ1世は1540年にレオナルド・ダヴィンチのモナリザ絵を購入しました。

もしフランソワ1世(及び資産管理人たち)がずっと生きててモナリザを購入した金額を年間6%の収益率で投資できたとすれば、現在1000兆ドルになります。この話だけで、芸術作品が投資対象として相応しいかについての議論は終わると思います。しかし、昨年指摘したように、ここには違う教訓が含まれています。一つは、長生きすることがすごく重要だということです。もう一つは、小さな福利変化によっても結果に大きな違いをもたらすということです。

バフェットがここで説明しようとしていたのは、成長率が比較的低くても長期間継続的に複利で成長すれば大きな利益につながることである。

しかし、福利効果の魔法はその過程の中で重大な損失を含まない場合にのみ発揮される。ここで、重大な損失とは永久的な資本損失を意味する。 

バフェットが上記の手紙を書いてから57年が過ぎた。その間、彼の複利は例であげた4%と6%をはるかに超えた。今のような低成長環境では、バフェットが初めて資金運用で得た収益率を達成できないかもしれない。しかしだからといって、彼の手紙で明らかにしたことの意味がなくなることは絶対にない。バフェットが1963年に書いたように、このような素晴らしい指数関数的な発展は、長生きするか資産を複利で増やすことが重要かをよく示している。