アメ株クラブ

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今すぐにQQQを買うべきか?調べてよう!

出典:Is QQQ Stock A Buy Right Now? Here's What Earnings, Charts Show

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もし今年も昨年のようなコロナによる大暴落の危機になったら、ポテンシャルが高い高成長株を探すだろうか?アップルかマイクロソフト?アマゾンもしくはフェイスブック? よくわかんないしまとめて持ってみるのはどうかな。

QQQ(Invesco QQQ Trust)はナスダックで最も重要な100銘柄を一つのポートフォリオに集めたファンドである。何より、金融セクターを除き急速に成長している企業を集めており、低コストで将来経済の中心になる企業を所有できる。

そして、どの銘柄、いつ、どのぐらい購入するか悩む必要もなく、一度の取引ですべて所有できる。

QQQの年間運用報酬はたった0.2%である。2019年に始まった手数料下げ競争のおかげで、取引手数料なしで購入できるようになった。

 

QQQとは? 

QQQは、世界で5番目に人気のあるETFであり、1,590億ドル以上を運用している。 ナスダックでは、金融部門を除く時価総額上位100銘柄で構成されている。 QQQは、株式市場で限定的な部門と連動する最大のETFでもある。全ての中で最大のETFはS&P500と連動するSPYである。

QQQは、市場連動ETFではないが、ナスダックで最も時価総額の高い銘柄を保有している。 つまり、QQQは非常にハイテク株に集約されている。世界最大のハイテク株のほとんどは、まだナスダックで取引されている。そしてハイテク部門は、最大の成果を発揮していることを考慮すると、マイクロソフト(MSFT)とアップル(AAPL)のような超大型ハイテク株とハイテク株に似ているアマゾン(AMZN)は、このETFでより重要になる。

 

QQQの上位10銘柄

QQQは超大型のハイテク株の割合が高い。上位10銘柄すべてハイテク株やAmazonのようなハイテク関連銘柄である。

 

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ナスダック100がダウより良い? 

ナスダック100は、ダウ・ジョーンズ指数ほど有名ではないが、次のような理由からもっと良い。

保有銘柄数

ダウ指数は30銘柄で構成されていることに対し、ナスダック100はその名の通り100銘柄で構成されている。

株式市場のリーダーをより完璧に代表する

ナスダック100は、株式市場で時価総額が最も大きい銘柄に高い割合を当てる。間違いなくダウ指数よりも良い方法である。 ダウ指数は、株価を基準に銘柄に重みを付与する。論理的に妥当ではない。 例えば、マイクロソフトの株価は240ドルでアップルが140ドルだから、マイクロソフトがアップルより二倍以上の影響力を与えてはならない。どちらも2兆ドル以上の価値がある。

ルールに基づいている

ナスダック100は人があまり関与しない。ダウとナスダック100どちらも構成銘柄は変更する。ダウの銘柄は、人の判断で決定する。しかし、ナスダック100は時価総額の変動に応じて自然と構成銘柄が変更されるため、人が関与する余地がない。

優れたリターン率

おそらく最も重要なことは、ナスダック100がダウ指数より大幅に収益率が良いことである。QQQは配当を含む過去15年間、年平均15.2%の収益率を記録した。同じ期間DIA(SPDR Dow Jones Industrial Average ETF)は、年間9.6%の収益率にとどまった。 過去5年間QQQは年間22.1%の収益率を記録し、ダウの12.7%を大きく上回った。

 

QQQの上位部門

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QQQは技術と通信業界の割合が高く、3分の2を超える。このように特定業界の過度な集中は危険である。したがってハイテク株が調整局面になるとQQQの方がS&P500よりもはるかに大きなダメージを受ける。

 

他の選択肢はないだろうか? 運用報酬は? 

ナスダック100に投資する時にいくつかの選択肢がある。 

今は新しいETFを通じてQQQより低コストでナスダック100のすべての銘柄を所有できる。

QQQM

QQQM(Invesco Nasdaq 100 ETF)は、QQQと同様にナスダックで金融部門を除く時価総額上位100銘柄を保有するが、運用保守が0.15%になっており、0.2%であるQQQより20%以上安い。(QQQMはQQQ miniという意味)

QQQW

QQEW(First Trust Nasdaq-100 Equal Weighted Index Fund)もナスダックで金融セクターを除く時価総額上位100銘柄を保有する。一方、QQQとは異なるのは100銘柄を同じバランスで保有する。運用資産はQQQよりも小さい11億ドルであり、運用保守はより高い(0.6%)

QQQE

QQEWと同様に、QQQE(Direxion Nasdaq-100 Equal Weighted Index)もナスダック100のすべての銘柄を同じバランスで保有している。運用資産は3.32億ドルで、QQQEより小さいが、運用保守は年間0.35%で安い。

 

QQQは配当金を支給する?

配当を目指してハイテク株に投資する人はほとんどいないが、配当を支払うテクノロジー株も増えている。AppleMicrosoftは現在立派な配当株になった。しかし、ナスダック100銘柄のほとんどは配当がないので、全体的に配当金はたいした金額ではない。QQQの配当利回りは、S&P500の半分にも満たない0.5%に過ぎない。

 

おわりに 

QQQは次回AmazonGoogleを逃したくない投資家に良い選択肢である。ナスダックをリードしている銘柄がQQQに入っているので、様々な人気銘柄を一つのバスケットで所有できる簡単な方法である。

 

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