恐怖指数(VIX)、今投資家は株式市場の未来をどの考えている?
S&P 500指数が年初以降、下落し続けるなど
2022年の米国株市場は大変、荒れている。
しかし、2021年と2020年の素晴らしい収益率を記録した後
投資家は実際にどれほど怯えているだろうか?
それをわかる一つの指標が「恐怖指数」とも呼ばれるボラティリティ指数(VIX)である。
VIX指数は株式市場がどれほど怯えているかを示す良い指標である。
今後の数カ月間、株価がどれだけ揺れるか投資家の予想を追従する指標だからだ。
VIX指数が高いと、投資家が株価が大きく揺れると予想されるという意味で
低いと株価がそれほど揺れないと予想できる。
最近のVIX指数は約30前後で、
過去15年間の平均である18~19をはるかに上回っている。
しかし、2008~2009年の世界金融危機や、
2020年3月の新型コロナの大流行の時は
80を超えており、その時に比べると大きく下回る状況である。
投資家たちが怯えている原因
もし株式市場が人だったら、友人に次のような内容で悩み相談するだろう。
インフレで世界的に物価が上昇しているし、
ウクライナ、ロシアの問題もある。
また、新しい変異ウイルスのリスクが高くなり、新型コロナは終息していくか未知数なんだ。
この中でどれが株式市場に最も大きな影響を及ぼしているかについて明確にすることは科学より芸術の領域に近いが、
少なくとも上記すべての問題が交わっている状況は、明らかに株式市場とって良くない
出典:The Fear Index — Chartr: Data Storytelling